クルミの食べ方は「生」と「ロースト」どちらがいいか

栄養価が高いと言われるナッツ類の中でも、特に栄養豊富なナッツの1つとされるのがクルミです。

ですが、健康のためにはクルミは「生」と「ロースト」どちらで食べるのががいいのでしょうか?

また、生のクルミやローストしたクルミをどうやって保存したらいいかなど、疑問に思う方もいると思います。

今回はそのあたりについて紹介と思います。

クルミの食べ方は「生」と「ロースト」どちらがいいか

生とロースト(素焼き)では効果が違う?

クルミはそれだけで食べてもとても美味しいです。

だと柔らかい食感で素朴な味が、ローストだとカリッと香ばしい食感と香りが楽しめます。

どちらもすごく美味しいのですが、クルミは生とローストだと栄養素と健康効果が少し変わってくるのです。

ではどちらが良いのでしょうか?

結論から言えば、生もローストもそれぞれ違った特徴があり、どちらが良い悪いというのはありません。

それでは、その違いを見ていきましょう。

生クルミの特徴

良い点

  • ビタミンや脂質など養素を損なうことなく、まるまる摂れる。

悪い点

  • 酵素抑制物質が働く。

酵素とは、栄養素を体に取り入れるなど様々な働きをしてくれます。

酵素抑制物質とは、ナッツなどに多く含まれ、自然界で周りの環境が整うまで、種が発芽しようとするのを抑える物質です。

これが人の体に入ると、酵素の働きが抑えられ、消化吸収の働きが悪くなり、お腹が痛くなったり、気持ち悪くなったりしてしまうようです。

ロースト(素焼き)クルミの特徴

良い点

  • 抗酸化物質であるポリフェノールが2倍になる
  • 酵素抑制物質の働きを抑える。

悪い点

  • ビタミン類が減少、たんぱく質は凝固し、酸化も進む。特に「α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)」は熱に弱く、加熱することで酸化するため体にとってあまりよくない。

どちらにも良い点と悪い点があります。

どちらにせよ、食べ過ぎに注意しながら、欲しい健康効果がある方を食べた方がいいでしょう。

クルミの健康に良いおすすめの食べ方

それではおすすめの食べ方を紹介します。

おすすめというのは、美味しい食べ方ではなく、健康に良い食べ方です。

生のクルミの処理の仕方

生のクルミは消化吸収しづらいので、お腹が痛くなったり気持ち悪くなったりしてしまうことがあるのですが、それを防ぐ方法です。

  •  生のクルミをタッパーなどで水に2時間ほど浸します。(気温が高い場合は冷蔵庫に入れます)
  • 浸した水を捨て、クルミを水で洗います。

これで終了です。

この水に浸したクルミは、料理に使ってもいですし、そのまま食べてもいいです。

クルミのローストの仕方

これも非常に簡単です。

生のクルミを油などは使わずにフライパンなどで炒るだけです。

その時食べる必要な分だけでも良いし、多めにローストして保存しても良いです。

私としては炒りたてのクルミは温かく香ばしいので、少し手間ですが食べる分ずつローストするのをおすすめします。

クルミの保存方法

次は保存方法を紹介します。

生でもローストでも密閉した袋に入れ、冷蔵庫に保存します。

しっかりした状態で保存すれば、ローストであれば1年ほど保存できます。

生の状態はそこまで長期間は保存できません。

しかし、栄養素に注目すると少し注意が必要です。

長期間保存すると、成分の酸化が進んでしまいます。

ローストすると、食品としての保存はしやすくなりますが、成分を酸化させてしまい、それを長期間保存してしまうと、さらに酸化し、栄養価を損ない、体にもよくありません。

ですから、あまり長期間保存しなくて済むよう、一度にたくさん買わず、短期間で食べきれる分をその都度買った方が良いです。

また、私がオススメするのは、ローストされたものを買うのではなく、生のものを買い、そのまま生で食べたり、食べる分だけ自分でローストする食べ方です。

こうすればローストしたものを長期保存しなくて済みます。

買うものは、健康的にはもちろん無塩のものがいいです。

自分でローストする際も、塩や油を入れるのは健康的にNGです。

生で食べる場合、クルミを一度浸水した場合は、空気に触れないようにして、冷蔵庫で1週間程度保存できます。

水につけたまま保存する場合は、1日ごとに水を取り替えてください。

以上がクルミの食べ方と保存の方法です。

健康効果に気をつけて、ぜひ生とロースト両方食べてみてください。

まとめ クルミは生とローストでは栄養価も保存方法も異なる

クルミは生で食べてもロースト(素焼き)しても美味しく、栄養価が高いです。

しかしその栄養価は生とローストでは少し違ってくるので、お好みで選ぶのがいいと思います。

生クルミで購入すればどちらも自分でできます。

また、それぞれの処理の仕方によって保存の仕方や期間も変わってきます。

そのあたりはこの記事を読んで注意しながらクルミを食べていただきたいと思います。

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