亀戸には餃子の名店、その名も「亀戸餃子本店」があります。
ふと餃子が食べたいと思い行ってきました。
味は名店との評判に違わずとても美味しく、私は様々なお店で餃子を食べますが、その中でもトップレベルの餃子だと思っています。
そしてお値段も安く、非常にありがたいお店です。
しかし、注文方法などやや特殊なお店なので、この記事で注意点などを紹介します。
亀戸の餃子の名店「亀戸餃子本店」
亀戸の町
亀戸は東京の東側、城東地区とよばれる地域にある町で、JR総武線各駅停車や東武亀戸線の駅があります。
また、亀戸天神のある町としても知られており、私も餃子をいただく前にお参りしてきました。
「亀戸餃子本店」はJR亀戸駅北口を出て、徒歩1,2分というアクセスの良い場所にあり、店構えはどこか懐かしい佇まいです。
それでは、この亀戸餃子の独特な注文スタイルや注意点について紹介します。
メニューと注文スタイル
メニューはもの凄くシンプルで餃子(1皿270円 ※2019年1月現在)とドリンクのみです。
ラーメンやチャーハンなどの一般的な中華料理屋にならあるようなメニューはもちろん、ライスもありません。(※錦糸町店・両国店ではライス・炒飯・ラーメンなどのメニューもあります)
ドリンクはビールや日本酒、その他、老酒やデンキブランといったものもありますし、コーラなどのソフトドリンクもあります。
ドリンクの注文は必須ではなく、水だけでも問題ありません。
私は餃子と共にビールをいただきました。
では注文方法ですが、これが独特です。
お店に入り席についたらドリンクを聞かれ、その直後に何も言っていないのに餃子が1皿出てきます。
そしてこの亀戸餃子本店のルールは餃子は1人につき、最低2皿は食べなければならない、ということです。
ですので1皿目を食べ終わりそうになると、自動的にもう1皿出てきます。
餃子1皿は270円なので最低でも540円分食べることになります。
これはお店に行く前に覚えていったほうが良いでしょう。
そうでないと、いきなり目の前に餃子が出てきて、その上もう1皿勝手に追加されて驚きます。
私も驚きました。
お店の中には注意書きもあります。
知らずに店に行き、着席したらすぐに出てくる1皿目の餃子と、さらに勝手に追加される2皿目の餃子に驚いて
と、ならないようにしましょう。
3皿目からは自分で注文することになります。
というか、2皿目が無くなりそうなちょうどいいところでお店のおばちゃんが「もう1皿食べる?」と聞いてきてくれます。
お腹の具合と相談して無理はせず、好きなだけ食べましょう。
ちなみに3皿目を注文すると、もやしの小皿がサービスで付いてきます。
亀戸餃子は本当に美味しい
肝心の餃子の味の感想です。
個人的な感想ですが、本当に美味しい餃子だと思います。
様々な雑誌やテレビなどで餃子の名店として紹介されていますが、その評判を裏切ることはないでしょう。
どのような餃子かと言うと、肉と野菜のバランスが良く、食べごたえがありながらも何個でも食べられる餃子です。
私は餃子が好きで、特にこのところ立て続けに餃子を食べていますが、どのお店もそれぞれ個性があります。
例えば、「大きくお肉たっぷり!」「肉汁があふれ出る!」「野菜が多くて甘みもありヘルシー!」など、どれも特徴的で美味しそうですね。
また、女性や仕事中の方が食べやすいように「にんにく無し」ということを売りにしているお店もあります。
そのような餃子も魅力的ですが、亀戸餃子はそういった特徴がありません。
ですが一言で言えば、すごくバランスが良い餃子です。
大きさは普通、もしくは少し小ぶりで、男性であればひと口でも食べられてしまうくらいです。
餡のお肉も肉汁があふれ出るということはありませんが、しっかりジューシーで旨味があり、肉の食感と味をしっかりと感じます。
また、たまにある完全な”ペースト状”の餡ではなく、お肉感がちゃんと感じられます。
野菜もほどよく入っていて、お肉と混ざりながらも、完全に練り込まれているわけではなく、絶妙に形が残っているので、シャキシャキした野菜の味と食感を味わえます。
野菜はニラ、キャベツ、玉ねぎで、すべて国産だそうです。
にんにくも素材の味を台無しにしない量を見極め、しっかり入っているという感じで、”ガッツリ感”も十分にあります。
食べてるときも「いくらでも食べられそう」と思いながら食べていました。
そのくらい美味しく食べやすい餃子ですので、餃子好きの方はもちろん、「美味しいものを食べたい!」というグルメな方は男性だけでなく女性もぜひ亀戸餃子で餃子を食べてほしいと思います。
まとめ 最低2皿は食べなくてはならない餃子オンリーの名店
『亀戸餃子本店』はお店のルールとして、最低2皿から餃子を食べなくてはなりません。
また、ラーメンやライスなどのメニューはなく餃子オンリーのお店です。
しかしその餃子の味はトップレベルなので、絶対に食べる価値アリです。
少し特殊な注文方法なので、この記事を参考にして、ぜひ『亀戸餃子本店』に行ってみてください。
ただし有名店なので、空いている時間を見計らって行ったほうが良さそうです。
店名:亀戸餃子 本店
住所:東京都江東区亀戸5-3-4