奈良井宿のお土産はここで買うべき!『漆アート 花筏』

  • 2019年4月13日
  • 2022年3月12日
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昔ながらの建物が今も数多くあり、江戸時代の古き良き面影を残す中山道の宿場町・奈良井宿、観光地として国内外問わず多くの方が訪れるこの町です。

観光地で重要なこととして「お土産をどこで買うか?」ということがありますが、奈良井宿の絶対オススメのお店を紹介いたします。

それが『漆アート 花筏(はないかだ)』です。

奈良井宿のお土産はここで買うべき!『漆アート 花筏』

中山道の宿場町・奈良井宿

奈良井宿は江戸時代の五街道の1つで、江戸日本橋と京都三条大橋を結ぶ内陸部を通る「中山道」にある34番目の宿場町です。

現在の住所でいうと長野県塩尻市奈良井になります。
JR中央本線・奈良井駅を降りてすぐに町並みが続いているので電車でのアクセスも簡単です。

中山道の宿場町というと島崎藤村の小説「夜明け前」で舞台となった馬籠宿とその隣の妻籠宿が有名ですが、奈良井宿も山間に古い町並みが広い範囲で残っており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

山の中の木曽路の一部であるこの地域は、檜や杉などから良質な木材が取れるため、木工業が盛んです。
ですので、江戸時代から漆器、硬い木を曲げて加工する曲げ物がお土産として人気だったようです。

そして現在でも多くのお土産屋で木工製品が売っているのですが、そのお店の中で特にオススメなのが『漆アート 花筏(はないかだ)』なのです。

漆アート 花筏

『漆アート 花筏』をオススメする理由

『漆アート 花筏』は、古い町並みが続く奈良井宿の中程にある、伝統工芸品を販売しているお店です。

このお店をオススメする理由は、ここでしか買うことができないオリジナリティのある木曽の伝統工芸品の漆器や曲げ物を買うことができるからです。

奈良井宿には木曽の工芸品を打っているお店が多数ありますが、そのお店に並んでいるのはどれも同じようなものが多く、またその地域で作られたものではない商品も売られているなど、いわゆる「観光地のお土産屋」です。

しかし『漆アート 花筏』は職人が作る作品ををそこにしかない独自の商品として売っています。

さらに、花筏の店内に並んでいるものは、古くからある木曽の木工製品をそのままではなく、現代的なセンスと技術によりアップデートさせているように見えました。

それは木工製品に対する、ひいては奈良井宿やそれがある木曽という土地とその歴史に対する深い理解と愛がなければできないことだと思います。

つまり「木曽ならではの、そこにしかない逸品」が『漆アート 花筏』では買うことができるのです。

『漆アート 花筏』の店名の由来

「花筏(はないかだ)」という言葉は、桜の散る時期に水面に浮かんだ桜の花びらが絨毯のように広がった様子のことも言いますが、この店名の由来はそのまま「ハナイカダ」という植物から来ています。

このハナイカダという植物は、葉の上に一粒の実が乗っており、そのようすが船に一人の船頭が乗っているように見えるのでその名をつけられました。

お店の前にもハナイカダの紹介と、お店の由来について書かれています。

私が買った螺鈿細工の箸の名前は『花筏』

私が買ったのは螺鈿細工が施された箸で、母へのお土産にしました。

この箸にも名前が付いており、その名前は『花筏』といいます。

店名と同じですが、どうやらお店の方がつけたのではなく、取引のある職人さんが名付け、たまたまお店の名前と一致したとお店の方が話してくださいました。

『漆アート 花筏』の品物の値段は、周囲のほかのお土産屋山と比べ少し高めですが、それ以上の価値があります。

まとめ 奈良井宿の旅の思い出として、お土産は『漆アート 花筏』で

旅行で買うお土産は、自分で使うものにしろ他の人にプレゼントするものにしろ、その旅の思い出が詰まったものがいいでしょう。

それがありきたりのものではなく特別な一品であれば、もらった人はもちろん、送った自分の思い出も特別なものになります。

そんなお土産を見つけるのはなかなか難しいですが、奈良井宿の『漆アート 花筏』では、素敵なお土産を買うことができます。

品物はどれも本当に可愛らしく、慎ましく、美しいので、奈良井宿を訪れた際にはぜひ行ってみてください。

奈良井宿のお土産は、『漆アート 花筏』が絶対にオススメです。

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